MacでLinuxサーバーと画面共有を行う

Macvncを使ってLinuxと画面共有を行う方法について書きます。動作環境はvncクライアント側がMac OS X Snow Leopardvncサーバー側がubuntu 10.04です。

Linux側の設定はこちらのサイトの内容をそのまま使用したので省略します。

vnc4serverはデフォルトでポート番号5901を使うようなので、Macから画面共有を行うには、Finderのメニューの「移動」から「サーバーへ接続」を開き、サーバーアドレスに

vnc://サーバー名又はサーバーのIPアドレス:5901

と入力します。(vnc4serverが使用しているポートは、vnc4serverを見れば分かります。vnc4serverが使うポート番号はvnc4server起動時にrfbportオプションを使って指定可能です。また、Linux側でポート番号5900を使用した場合、Mac側でポート番号を指定しなくても、サーバーに接続することが出来ました。)

また、MacのFinderからvncサーバーが見えるようにするには、Linux側で以下の内容のファイルを/etc/avahi/services/rfb.serviceに保存します。

<?xml version="1.0" standalone='no'?>
<!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd">
<service-group>
  <name replace-wildcards="yes">%h</name>
  <service>
    <type>_rfb._tcp</type>
<port>5901</port>
  </service>
</service-group>

(この内容はこちらのサイトから転載しています。)

サーバー側でファイアウォールを使用している場合、以下の設定を追加します。

IPTABLES=/sbin/iptables
# Avahi
$IPTABLES -A INPUT -p udp --dport 5353 -j ACCEPT
#VNC
$IPTABLES -A INPUT -p tcp --dport 5901 -j ACCEPT

udp5353番の開放は、Finderからvncサーバーが見えるようにするために必要です。